プロが教える!おしゃれな外壁塗装のデザイン&業者選び2024.07.12
● 外壁をおしゃれなものにしたいけれど、何をすればいいのかわからない
● 外壁塗装のイメージが決まらず話が進まないため、業者に依頼できない
● 外壁は何色が良いのか、どういった配色にするべきかわからない
家の外壁をおしゃれにするには、色や配色にこだわらなければいけません。
ただし、イメージしているものや周囲の環境によって、選ぶべき色が異なります。
外壁塗装は高い買い物であるため失敗はしたくないものの、どうすればおしゃれな外壁にできるかわからないものです。
今回は、おしゃれな外壁塗装にするためのカラーや配色、こだわりポイントを紹介します。
この記事でわかること
● 外壁塗装の人気カラーとイメージ
● おしゃれな外壁にするためにこだわるべきポイント
● おしゃれな外壁にするための効果的なアイデア
Contents
おしゃれな外壁塗装のための人気カラー・配色
おしゃれな外壁塗装にするには、まずは色にこだわらなければいけません。
ただし、外壁にはホワイトやベージュ・ブルーやグリーンなどさまざまな色があるため、迷ってしまうものです。
外壁の色によってイメージが大きく異なるため、まずはイメージから選んでみてください。
外壁塗装で人気なのは、以下の4色であるため、この中から選んでみるのがおすすめです。
ホワイト系は清潔・明るいイメージ
ホワイト系は清潔で明るいイメージですが、他の色と合わせやすいのが特徴です。
ホワイトにも以下のように種類があり、組み合わせによって使用する種類が違う点を覚えておいてください。
● ベージュに近いナチュラルホワイト
● 青みがかったクールホワイト
● オレンジに近いウォームホワイト
おすすめなのは、白とベージュ、白と黒の組み合わせです。
ナチュラルホワイトとベージュを使って、明るさと温かみのあるイメージに仕上げられます。
砂ほこりが目立ちにくいため、風が強く砂が舞う地域では実用面でのメリットもあります。
また、清潔感がある白と、高級感がある黒を合わせるのもおすすめの配色の1つです。
どちらもモノトーンカラーであるため、どのデザインとも相性が良いメリットがあります。
ベージュ系は落ち着いたイメージ
ベージュ系は、ブラウンやクリームなどの色と組み合わせれば、色合いが良くなるため、配色としておすすめです。
ホワイト系と同様に、ベージュにもノーマルベージュ以外にさまざまな種類があります。
ライトベージュ | 白に近いベージュ | 優しい雰囲気 |
モカベージュ | こげ茶色が加わったベージュ | 大人なイメージ |
オレンジベージュ | 赤みがかったベージュ | 欧州のような雰囲気 |
ピンクベージュ | ピンクが入ったベージュ | 温かみを感じられる |
このように、ベージュの種類によって与える印象も異なるため、注意してください。
ブラウン系は洗練されたデザイン
ブラウンには明るい色から濃い色までありますが、落ち着きがある大人な印象を与えられます。
また、ブラウン系はおしゃれなだけでなく、泥や土ほこりが目立ちにくい特徴もあります。
湿気が多い場所に建ててカビやコケが生えても、目立ちにくい点もメリットです。
さらに、経年劣化による色あせが目立たないメリットもあるため、長い期間、おしゃれを演出できます。
おしゃれな外壁を長く保ちたい方は、ブラウン系の塗装がおすすめです。
グレー系はクールな印象
グレーには、濃いグレーと薄いグレー、ダークグレーやローズグレーのように、種類が豊富にあります。
種類を合わせて、統一感を持たせながらメリハリのあるデザインを演出できるのが、グレーのメリットです。
また、グレーは無彩色であり、他の色と合わせやすい特徴があります。
ブラックと組み合わせれば、スタイリッシュでありながら近代的で、都会的なイメージを与えられます。
赤・青・黄の原色をアクセントにするのも、クールでありながら個性的なイメージがあるためおすすめです。
おしゃれな外壁塗装のためにこだわるべきポイント
おしゃれな外壁塗装を叶えるためには、こだわるべきポイントが4つあるため、ここで解説いたします。
これから説明する4点を覚えておかないと、イメージしていたものと違う外壁になったり、おしゃれからかけ離れた外壁になったりします。
色の数は3色まで
外壁に使う色は、3色までにしてください。
清潔感のあるホワイトは絶対に入れたいけれど、ブラックもグレーもブラウンも捨てがたいと、色を多くする人がいます。
しかし、4つ以上の色を使うと、デザインにまとまりがなくなるためおすすめしません。
外壁に使う色は、基本的に2色です。
たとえば、白と黒、オレンジベージュとグリーン、ダークグレーとホワイトといった具合です。
ベースの色を最初に決めてから、アクセントにする色を1~2つ決めていくのが良いでしょう。
カラーシミュレーションを使う
外壁の色に迷ったときは、カラーシミュレーションを使うのがおすすめです。
カラーシミュレーションとは、タブレットやパソコンで、希望の色を家の写真に当てはめて、イメージを作ってもらうツールです。
実際の自宅の外装に、希望の色を当てはめてもらえば、実際に近いイメージがわかります。
複数のパターンを試せるため、イメージと違うときは違う色を当てはめても大丈夫です。
ただし、パソコンのモニターで見え方が違うため、色見本を外でチェックするのも大事なポイントです。
株式会社エイワンでは、お客様ご自身のスマホ・パソコンにてご利用いただけるカラーシミュレーションをご提供させていただいております。いつでもお好きなタイミングで、こだわりの色選びを行って頂くことができます。また、弊社ショールームにて、スマホ・パソコンの画面よりさらに大きな大型モニターを使用したカラーシミュレーションもご提供させていただいておりますので、よりご希望の色に近いイメージを持っていただきながら、おしゃれで失敗のない色選びを行うことが可能です。
周囲との調和を意識する
おしゃれな外壁にするのも大事ですが、周りの雰囲気に合わせてデザインを決める必要があります。
自分好みのデザインを追求するあまり、周囲から浮いてしまうおそれがあるからです。
たとえば、温かみのあるデザインの家が多いなかで、グレーとブラックのスタイリッシュな家が建つと、違和感を覚える可能性があります。
温かみを演出できるローズグレーを外装に使えば、周囲から浮いてしまうおそれが少なくなります。
周囲と調和しつつもおしゃれを演出できるかが、外壁塗装のデザインのカギです。
原色系はアクセントにとどめる
赤・青・黄の原色系は色味が強いため、1色のみ使用すると、目立ちすぎてしまうデメリットがあります。
主張が強い色であるため、アクセントとしての使用にとどめておくのがおすすめです。
たとえば、白の外壁に青をアクセントとして使用すると、スタイリッシュで爽やかなイメージになります。
ブラウンの外壁に黄のアクセントを使えば、全体的に明るいイメージとなるため、こちらもおすすめです。
外壁塗装施工実例と効果的なデザイン・アイデア
外壁塗装に使う色はホワイトやグレーなど、さまざまなものがあるため、迷ってしまってはいませんか。
迷ったときは、実際の施工事例を見てみると参考になります。
自分がイメージする外壁のデザインが思い浮かびやすくなるため、おすすめです。
ここからは、ホワイトやグレー、ツートンカラーの施工事例と、デザインのアイデアを紹介いたします。
ホワイト系は合わせる色で違うイメージを演出
ホワイト系の塗装の施工事例はさまざまなものがあります。
ホワイト系は、合わせる色が異なれば、演出できるイメージも大きく異なる点が特徴です。
黒の屋根と、クールホワイトの外壁を合わせた事例があります。
黒の屋根の高級感にクールホワイトが合わさったデザインは、非常に上品なイメージとなります。
また、1階と2階を仕切る幕板・屋根に黒を使い、エレガントなデザインとなった事例もあります。
白の外壁に、緑の幕板・窓フレーム・屋根を合わせて、異国情緒を感じさせるなど、海外風のデザインが好きな方には、こういったデザインがおすすめです。
グレー系は都会的なイメージを演出
黒の屋根に、ローズグレーの外壁塗装がおこなわれた事例があります。
ローズグレーは温かみを演出できる色ですが、黒と合わせると都会的で洗練されたデザインとなります。
現代風なデザインのお家が多いエリアでは、ローズグレーの外壁でおしゃれをするのがおすすめです。
また、濃いグレーの外壁に、赤色をアクセントに加えた事例もあります。
グレーの都会的なデザインに、明るみを感じる赤色がプラスされました。
個性的ではあるものの落ち着いたイメージであるため、現代風のデザインのお家が多いエリアで浮いてしまう心配はありません。
ツートンカラー系は縦に組み合わせるケースもある
外壁を、クリーム色とグリーンのツートンカラーにした事例があります。
グリーンのナチュラルなイメージにクリーム色が合わさり、カジュアルなイメージとなりました。
白と、青緑色の縦ツートンカラーの施工事例があります。
青空のような爽やかな配色であり、海を連想させるデザインでもあります。
海のようなデザインに憧れている方は、白と青のツートンカラーがおすすめです。
また、ツートンカラーからは少しそれますが、ホワイトにグレー・ブラックを合わせたカラーのデザインもおすすめです。
ブラックを縦に配色して、グレーの塗装部分を少なくするのがポイントです。
外壁に3色を使っていますが、いずれも無彩色であり主張が強すぎないため、周囲から浮いてしまう心配がありません。
おしゃれな外壁塗装を叶える業者選びのポイント
外壁塗装は、補修やコーキングなどの手間をかけなければ長持ちしません。
一般の方では補修やコーキング作業は難しいですが、外壁塗装を専門に請け負っている業者は知識と技術を持っているため、失敗のリスクは下がります。
ただし、外壁塗装を請け負っている業者は多いため、どの業者を選べばいいのかわからない方も多いでしょう。
最後に、おしゃれな外壁塗装を叶えるための、業者の選び方を解説します。
塗装面積を把握しているか
塗装面積とは塗装を施す面積を指します。
業者が、塗装面積をきちんと把握しているかどうかが重要です。
塗装面積を正確に把握していなければ、使う塗料の量も変わり、外壁塗装にかかる費用も予想していたより高くなることがあります。
外壁塗装を業者に依頼する費用が予算を超えてしまうと、工事費用を払えなくなり、おしゃれな外壁塗装が叶わなくなります。
費用が本来よりも高くなるのを防ぐために、塗装面積をどのように算出しているかを聞いておくのがよいでしょう。
また、手動計算や図面計算のみだと計算ミスも起こりえますので、CADソフトを使っているかも確認するのがよいでしょう。
施工実績はあるか
実際に外壁をおしゃれなデザインに仕上げるのは、塗装の専門業者です。
業者の技術力を見るために、施工実績を確認いただくのがおすすめです。
外壁塗装をおこなう業者のホームページには、施工実績や実際のお客様の声が載せられています。
施工実績は塗装依頼がなければ増えないうえに、お客様から満足の声をもらうには高い技術力が必要です。
そのため、高い施工実績をもつ業者は、技術力があって信頼されています。
スタッフの対応は良いか
外壁塗装施工会社のスタッフの対応が良い業者を選びましょう。
スタッフの対応が良ければ、お客様に寄り添った対応をしてくれるため、塗装の質にも期待できます。
無愛想な対応、いい加減な対応をする場合は、お客様のことを考えておらず、しっかり仕事してくれるか不安です。
また、依頼主が外壁塗装の知見がない点につけ込み、難しい専門用語を並べる業者にも注意してください。
費用を相場よりも大幅に高く見積もるなど、会社にとって都合が良くなるように誘導する可能性があります。
アフターフォローがあるか
契約をする前に、どのような保証があるのか、受けられる条件も確認しておきましょう。
塗装業者も人間であるため、作業中にミスをする可能性があります。
白と青のツートンカラーにする際に、青に塗るはずが白の塗料を塗ってしまうと、おしゃれな外壁塗装が台無しです。
塗装の修正作業に余計な手間や費用がかかってしまいますが、その際に保証が受けられれば安心です。
まとめ
ホワイト系は清潔感・明るいイメージを、ベージュ系は落ち着いたイメージを、グレー系は都会的なデザインになります。
また、ホワイトにブルー、グレーに赤のアクセントのように、2色を使い分けるツートンカラーもおしゃれです。
ただし、外壁に使う色は3色までにとどめておかないと、デザインにまとまりがなくなります。
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